新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年1日から、仕事ができており大変感謝の日々です。
大みそかの夜には大きな炎を見たり、やっぱり花火が上がったりしております。クリスマスからずっと、お墓にも飾り付けがされております。(なかなか素敵)そしてなんと、この小さな町で初めて車が渋滞するのを見ました!
今回の滞在は約1か月で、始めの数日は会場の下見、お互いの自己紹介、それから作品の構想を練ったりプランに合いそうな設置場所を探したりして過ごします。この始めの数日の間に作品に必要なものをリストアップしたり、自分の作品のプレゼンテーションの準備をしたりとなかなか忙しいのですが、このほかにキッチン当番なるものが滞在中に3回ほどあります。食事を作ってくださる方がいるのですが、何しろアーティストとそのファミリーやスタッフを含めると常に50人分以上の食事を(それも毎回結構豪華な!)作らなければいけないわけで、その手伝いをみんなでするわけです。食事前に掃除をしたり配膳をしたり、後片付けをしたり、ちょっと小学生時代を思い出します。
そんな合間を縫って首都レイキャビクを見物に行ったり、クリスマスパーティーがあったり、ニューイヤーパーティーがあったりします。滞在中に制作した作品の展覧会は、1月4日から始まるので、制作の正味は10日くらいです。私はそれほど大きな作品ではないのですが、大がかりなものを作る作家は本当に大変そう。。
今日(1月2日)は設置の1日前ということで、結構みんな疲れと緊張感でピリピリしてきました。巻き込まれちゃいけないと思いつつも、他の作家の手伝いをしてる間に自分の作品がテキトーにぐちゃっとされてたりするとおーい(# ゚Д゚)って思います、、が、まあすぐに忘れることにして。何しろ今日は久しぶりにザ・アイスランドって感じの日でした。すごく寒くてそして雪が降っていて、朝方はつめた~い風も音をたてて吹いていました。
ここ数日は東京のほうが寒いかも、と思うくらい暖かい日が続いていたのですが今日はユニクロの極暖やら出発直前に滑り込みで購入したダウンやらが活躍です。そしてこんな日に限って屋外作業があったりします。同じ場所で制作していた作家が設置場所に作品を運ぶというので手伝いに行ったのですが、海際の灯台のふもと、潮風と雪が降りしきる中、(まあもっとも、海岸の間際でなくてもあまり遮るものはないので同じように風は吹くのですが)作品を積み込んでは下ろし、積み込んでは下ろし、積み込んでは、、、、、10往復以上してやっと運び終わりました。ほかの作家の手伝いをするのは楽しいのですが、何しろ足先が凍ったかと思うくらい寒かった!ホッカイロ忘れたのは失敗です。真冬のアイスランドに来る方はホッカイロもあった方がいいです。靴の中に仕込みましょう!